モノづくり人材育成プログラム STEAM-to-BE【スティームトゥービィ】

目指すのは、
Art+Designを駆使した
世界にまだないモノづくり

左脳を使う「STEM(科学・技術・工学・数学)」に、
右脳を使う「A(芸術)」を融合させた
革新的なプログラム。
イノベーションを起こし、ワクワクを世界に届けられる
モノづくり人材を育成します。

プログラムの主な特長

「観察力」「想像力」「表現力」を
重点的にトレーニング

創造的な力を身につけるために右脳(直感・想像・創造・感性)を刺激するSTEAM-to-BEプログラムでは、「観察+想像+表現」を重要なテーマとして位置づけました。3つの力を養うことに目標を置き、論理的思考法、アイディア出しの手法、商品の試作方法などについて学ぶ課題に取り組むことで習得していきます。

実制作を通じて
「提案力」と「伝達力」を習得

「アイディア創出×試作×テスト」を繰り返して「商品化」へと進む、モノづくりにおける一連のプロセスを実践。問題を発見して解決するスキルを高めながら磨くのが、モノづくりの技術を商品化につなげる「提案力」です。さらに、映像制作などの課題を通じて、商品の魅力を効果的にアピールする「伝達力」を習得します。

注目の教育コンテンツ

プログラム修了後、
企業などと共同開催される開発イベント
「ハッカソン」に参加

創造的な視点で、問題を発見し、発想する。そのスキルや経験を試すステージとなっているのが、企業に在籍するエンジニアなども参加する「ハッカソン」です。技能やアイディアを競い合う開発イベントで、プログラム修了後の3年次に学生が自ら挑戦し、学修の手応えと自信をつかんでいます。

STEAM-to-BEプログラムの流れ

1年次後半のテーマ「つくりかたマップ」と、2年次のテーマ「なんでも作るジム」、
「チャレンジ・ハッカソン」から構成された、1年半で修了となるモノづくり人材育成プログラムです。

つくり方の地図を手に入れ、
商品化までのプロセスを実践

01.共感

ユーザーを観察し、抱える本当の課題を発見。五感を活かし、ありのままに理解する。

02.課題定義

ペルソナ(典型的なユーザー像の設定)を活用。ユーザー自身も気づいていない本当の目的を定義する。

03.アイディア創出

ブレインストーミング(集団発想法)を利用。定義された目的を実現するためにアイディアを量産する。

04.試作

アイディアの価値を確認するため、プロトタイプを作成する。

05.テスト

プロトタイプを使用してもらい、当初の目的を達成していなければ試作を繰り返す。

06.商品化

実際のユーザーを相手として、商品の魅力を伝えながら、本当に手に取ってもらえるモノづくりを体験する。

1年次後半 つくりかたマップ

科目名

つくりかたマップ(後期1単位)

創造的スキルのうちの「観察力」「想像力」「表現力」を磨くことが目標です。実現するために論理的思考法を用いたアイディア出しと思考、レーザーカッタや3Dプリンタなどを使った試作方法についても学習。教員からスケッチやディスカッションの指導を受けながら課題にも取り組みます。

目標
  • 観察力
    目の前にあるものから情報をできるだけ意識して自分の中に取り込むことができる。
  • 想像力
    観察して分かったことから想像力を駆使して次のアイディアを生み出すことができる。
  • 表現力
    アイディアを人に伝えるために描き起こし、あるいは試作して表現することができる。

2年次 なんでも作るジム

科目名

なんでも作るジム(前期1単位)/チャレンジ・ハッカソン(後期1単位)

2年次の目標は、課題の取り組みを通じた商品の「提案力」とその魅力をアピールする「伝達力」の習得です。課題発見の場面では、洞察・観察・共感を通じたコンセプトの立案が可能に。また、解決策提案の場面では、協働するメンバーと議論や製作作業を効果的に進め、完成度の高い成果を創造できるようになります。

目標
  • 提案力
    観察力、想像力、表現力とモノづくりの技術を結びつけて商品などを提案することができる。
  • 伝達力
    プロモーションのための映像制作や商品ディスプレイなどにより、商品の魅力を効果的に伝達することができる。

修了後 3年次〜 「ハッカソン」に参加

アイディアの創出、プレゼンテーションなどを実践。1年半の学習成果を活かし、瞬発力を発揮しながら開発に挑みます。

修了生Voice

学科で課題に取り組む際、
表現の引き出しが格段に増えました。

村松 恵 さん/
創生デザイン学科・空間デザインコース

村松 恵 さん/創生デザイン学科・空間デザインコース

デザイン系の学科への進学にあたり、幅の広い視野や知識を得ることが表現する上で役に立つと考えていました。学科では理系の視点から機能性などを追求したデザインを学ぶため、芸術性を自分にプラスしたかったことも履修した理由です。このプログラムの魅力は、あらゆる専門分野の先生方が授業を担当され、普段は接点のない他学科のメンバーと、さまざまなテーマの課題に取り組めることにあると思います。自分にない数々の視点や考え方を得たことで、学科で取り組むデザインの課題でも表現の引き出しが格段に増えました。また、興味のないテーマほど前向きに取り組み、知らないことほど知りたくなる自分に変わったと思います。

FAQよくある質問と回答をまとめました

履修する場合、学費とは別に費用がかかりますか?
履修するにあたって特別な費用は発生しません。ただし、教材費等の実費は負担していただきます。詳しくはお問い合わせください。
修了するまでの期間を教えて下さい。
1年半で修了するプログラムとなっています。
卒業に必要な単位に含まれますか?
所属している学科・コースによって、含まれない場合がございます。キャンパスガイドにてご確認ください。
複数のプログラムを履修することは可能ですか?
重複して履修することはできませんのでご注意ください。