世界中のどこでも活躍できる、
たくましい技術者になるために。

中国に「液晶」の拠点をつくる。

メルクはドイツに本社をもつ世界で最も歴史のある医薬・化学品企業です。日本法人であるメルク株式会社は主にライフサイエンスとパフォーマンスマテリアルズ分野を軸としてビジネスを展開しており、私は液晶を始めとするエレクトロニクス材料および顔料、化粧品原料を主力とする機能性材料を提供するパフォーマンスマテリアルズに属しています。上海赴任当時、中国は経済成長が著しく、液晶ディスプレイ分野も勢いにのってきた時期でした。そこでの私の仕事は中国市場の液晶ディスプレイに対する需要が今後どう増えていくのか、そしてお客様の投資状況を見ながらマーケットがどう成熟してゆくのかを予測するために情報分析を行う、テクニカルマーケティングを含んだマーケティングマネージャーとしての仕事でした。

人と人とのつながりを大切にする

赴任当初、工場もR&Dの施設もない状況で日本人はたった1人。まさにゼロ からのスタートでした。中でも一番困ったのは、取引先のお客様が昨日言っていたことと今日言っていることが違うということが多く、何が正しいのか真実を突き詰めるのに苦労しました。そこで、現地の方と積極的に食事を共にし、何気ない会話の中で自分のことを理解してもらい、相手のことを理解することを心がけました。中国は日本以上に人と人とのつながりを重視する国です。だからこそビジネスを超えた人と人とのつながりを大切にすることで、自分でも気づかないうちに自分の感覚を押し付けることをやめたのだと思います。そうすることでお客様の信頼を築き上げることができました。

人と人とのつながりを大切にする

赴任当初、工場もR&Dの施設もない状況で日本人はたった1人。まさにゼロ からのスタートでした。中でも一番困ったのは、取引先のお客様が昨日言っていたことと今日言っていることが違うということが多く、何が正しいのか真実を突き詰めるのに苦労しました。そこで、現地の方と積極的に食事を共にし、何気ない会話の中で自分のことを理解してもらい、相手のことを理解することを心がけました。中国は日本以上に人と人とのつながりを重視する国です。だからこそビジネスを超えた人と人とのつながりを大切にすることで、自分でも気づかないうちに自分の感覚を押し付けることをやめたのだと思います。そうすることでお客様の信頼を築き上げることができました。

待っているのではなく、自分から探しにいくこと

学生時代を振り返って感じたことは、やはり人と人とのつながりを大切にすることだと思います。私のひとつの転機は、大学院生のときに提携校のケント州立大学に1年間留学して研究をする中でネットワークを広げたことにあります。学生時代は、待っているのではなく、自分から何かを探しに行こうとしないといけないと思います。大学で携わっていた研究がそのまま社会で活かされるということはなくても、教授や同期、後輩といった周りの人達とコミュニケーションをとりながら研究を行った経験は、自分にとってプラスになっています。

失敗を恐れず、チャレンジすること。

世界で活躍する技術者にとって一番大切なことは、たくさん失敗することだと思います。どんな失敗も必ず人生の糧になります。技術者であれば、失敗はつきものです。私自身も、人の暮らしに“なくてはならないもの”を創造するために、いま夢をもって前に進んでいます。 学生のみなさんも、失敗することを恐れずに前に進んでほしいと思います。もちろん、失敗して落ち込んだりすることもありますが、それも皆さんにとっての貴重な経験になります。自分の夢にむかって、失敗を恐れずチャレンジしていってください。

失敗を恐れず、チャレンジすること。

世界で活躍する技術者にとって一番大切なことは、たくさん失敗することだと思います。どんな失敗も必ず人生の糧になります。技術者であれば、失敗はつきものです。私自身も、人の暮らしに“なくてはならないもの”を創造するために、いま夢をもって前に進んでいます。 学生のみなさんも、失敗することを恐れずに前に進んでほしいと思います。もちろん、失敗して落ち込んだりすることもありますが、それも皆さんにとっての貴重な経験になります。自分の夢にむかって、失敗を恐れずチャレンジしていってください。

生産工学部では、ケント州立大学をはじめとする海外提携校との学術交流や、語学研修、グローバル人材育成プログラム(Glo-BE)など、さまざまな取り組みにより、グローバル化された社会に適応した卒業生の輩出につなげています。

関連リンク