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機械工学実験B 対面授業の様子

2020.11.20 お知らせ

機械工学科では、手指の消毒、マスクの着用、3密の回避等の新型コロナウイルス感染リスク回避のための取り組みを行い、オンライン授業と並行して実技科目の対面授業を実施しています。今回は、機械工学実験B(3年生 必修科目)の対面授業の様子について紹介します。

機械工学実験Bの授業では、身近な材料を利用したロボットアームの設計をオンデマンド授業による講義で行い、学生自身で作成するロボットのスケッチ図面の作成と他の学生が作成した図面の相互評価を通じたアイデア共有の課題に取り組んでもらいました。

そして、10月28日には、2つの教室に分かれて、各種部品の使い方、加工時の注意点、設計のポイントなどの説明を対面授業で実施し、説明のあとには質疑応答の機会を設けました。また、大学に来られなかった学生に対しては、今回の対面授業の説明風景の動画配信も併せて行いました。これからいよいよ実際の製作に取り掛かりますが、困ったときに質問できるTAの先輩もスタンバイしております。TAの皆さんにも実際にロボットアームを作成してもらいましたので、良いアドバイスがもらえることと思います。

オンライン授業でも対面授業でも、実技科目指導の核の部分は同じです。それは、「学生ひとりひとりにヒアリングを行い、目標をつくり、やるべきことを考えてもらい、学生が自ら実行する環境を提供しサポートする」ということです。 今回のようなオンライン授業と対面授業の複合型の授業は、教員にとっても初めての経験ですが、実際にモノを作ることで学べる機会が損なわれることがないよう、様々な試行錯誤を繰り返しながら、より効果の高い授業の実施方法を模索していきます。

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