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大学院生のみなさまへ 対面形式での授業再開に向けて 〜新しいキャンパスライフ〜

2020.06.08 お知らせ

大学院生のみなさんへ
対面形式での授業再開に向けて 〜新しいキャンパスライフ〜


新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、4月7日に政府より緊急事態宣言が発せられた以降、生産工学部では入構規制を行ってきました。5月25日に首都圏における同宣言が解除されましたが、学生の感染に対する安全性が十分に確保されていない状況を鑑み、現在も入構規制を継続しています。この間、大学院生のみなさんは、これまでの生活環境ではない、大変不便な状況下で感染防止に努め、オンライン授業や就職活動、指導教員による遠隔指導の下での研究活動等に積極的に取り組んでいるものと拝察しております。特に、研究活動においては、学内の実験施設や設備が使用できず、研究計画の遂行上御不便をおかけしております。

緊急事態宣言解除後、感染防止に努めつつ社会が少しずつ動き出している状況下で、現在生産工学部でも段階的な入構制限解除に向けた検討を行っています。その上で、先般5月30日に学部ホームページに入構に関するお知らせを掲載したとおり、大学院生につきましては、6月15日より事前許可による入構を認めることにいたしました。当面の間は感染を回避するため、入構目的は、3密の回避及びソーシャルディスタンスの確保などの感染防止対策を講じた上での、研究活動のみといたします。このため、御不便をおかけしますが使用できる施設や滞在時間を制限いたします。なお、詳細につきましては、別途お知らせいたします。大学院生のみなさんの安全と健康を確保しつつ修学意欲に配慮した今回の対応への御理解と御協力をお願いいたします。

今後もこの感染症に適切に対応し、安心して研究に取り組むことができる環境の整備を継続することにより、大学院生間及び大学院生と教員の交流の場を設けつつ、最も重要な学びの機会を確保していきます。同時に、今後は「新しい生活様式」に基づく「新しいキャンパスライフ」の確立も実施していきます。社会は新型コロナウイルス感染症が終息しても、デジタルシフトやデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れが変わらないと考えられます。みなさんが現在及び今後の学生生活をポジティブに捉え有効活用していくことを期待いたします。


大学院生産工学研究科長 清水 正一