生産実習(インターンシップ)
生産実習の手引き
(1) 生産実習の趣旨
生産実習は,産学連携による人材育成の一形態であるインターンシップ制度の先駆けとして,学部創設時からの長い歴史と経験で培われた実績を有しており,他大学や他学部にない多くの特徴を有しています。下図に示しているように,この科目の目的は,『大学における学習と並行して,企業あるいは公的機関等において所定の期間の実習を体験することにより,専門的知識と実践技術との密接な関連を学び取り,豊かな独創性・実践力ある工学技術者等を育成する』ことを目的としています。
したがって,主な実習は企業や公庁で行うことになります。一般に,実習先となる企業・役所等は業務繁忙なところが多く,2週間から1ヶ月の短期間,未経験の学生諸君を受け入れることは,指導していただく社員・職員の方々にとって負担になることが多いと予想されます。それでは何故,これらの企業・役所等は学生を受け入れてくれるのでしょうか。例えば,(1)自分たちも先輩から育ててもらった,(2)若い世代を育てるのは自分たちの社会的責任,(3)企業の社会貢献活動の一つ(フィランソロフィー),(4)企業PRとイメージの向上,など理由はさまざまでしょうが,いずれにしても企業等の好意に大きく依存していることは間違いありません。実習生は感謝の気持ちを持つことは当然として,以下の注意を守りながら実習を行うことが必要となります。
(2) 履修事項および単位の認定
生産実習には「表-1.履修科目および履修事項」に示しますように,生産実習Iおよび生産実習IIの2科目が設置してあります。その内容と単位認定基準は「表-1」に示すとおりですが,学科によっては学部規則に沿った運用基準を設けて運営しているところもありますので,担当教員の説明を良く聞いて着手して下さい。
表-1.履修科目および履修事項
表-1.履修科目および履修事項
| 履修事項履修事項履修事項 | ||
|---|---|---|
| 履修 | 生産実習I 必修(2単位) | ○学外において企業,公的機関等で実習体験する。 ○事前・事後教育として安全講習会,報告会等を設けることができる。 |
| 生産実習II 選択*(2単位) (*土木工学科は必修) (*マネジメント工学科知財経営コースは必修) |
○生産実習Iの実習期間を長期的に,あるいは発展的に拡大したものであること。 | |
| 実施期間 | 短期実習 - 70時間以上(実習Iのみ) 長期実習 - 140時間以上(実習I+実習II) ○事前・事後教育は年間を通して学内で行っています。 |
|
| 実習時期 | 8~9月の夏季期間(2~3月の春季期間にも実施) | |
表-2.実習内容
| 学科 | 実習内容 |
|---|---|
| 機械工学科 | ○メカトロ装置の開発およびCAD設計と性能評価 ○自動車生産設備,鉄道車両機器,航空機器部品の生産技術 ○各種金属材料の切削加工,鋳造および溶接の高度技能 |
| 電気電子工学科 | ○電気電子機器装置/半導体の設計・製造 ○電気・通信線路の設計・工事 ○ソフトウェアの開発・保守 |
| 土木工学科 | ○都市計画に関わる業務/構造物の設計計算やCADによる製図 ○施工計画/施工管理に関わる業務(土量計算,品質管理など) ○地質や環境調査/測量に関わる業務 |
| 建築工学科 | ○意匠/構造設計 ○建物の施工管理・建物の設備 ○建材の製造/品質管理 |
| 応用分子化学科 | ○化学製品/薬品の研究開発,環境/製品中の成分分析 ○化学製品製造時における品質管理 ○特許・ISO関連の情報収集または情報化 |
| マネジメント工学科 | ○製造業での生産/品質/工程管理などの管理手法・技法 ○情報サービス業でのソフトウェア開発 ○流通業での商品管理,○ベンチャー企業での実務 |
| 数理情報工学科 | ○数値情報の収集/データ加工 ○各種ソフトウェアの開発 ○ホームページ作成,○ネットワーク管理 |
| 環境安全工学科 | ○環境安全エネルギーに関する企業, ○流通業 ○環境調査・分析・マネジメント/国土調査/コンサルタント ○製造業/品質管理/研究開発, ○エネルギー関連企業 |
| 創生デザイン学科 | ○生活・家庭用品, 家電用品, 工業製品などのデザイン ○家電, 照明, インテリア, 生活空間などのデザイン ○ランドスケープ, パブリックアート, サインなどのデザイン |























